1月
28
・過去にいろんな人が言っていることだけど、
これ、ほんとに芯からわかったらすごいなぁと思うこと。
格闘の選手が言ったのは、
「意識的に撃たせて受けたパンチは効かない」
という言い方だった。
岡本太郎が言ったのは、
「誤解の満艦飾になれ」ということばだった。
正直言って、パンチなんか一発もくらいたくない。
誰にも誤解なんかされたくない。
でも、格闘技だったら、相手も撃ってくるに決まってる。
日々、世間は、誤解されることのほうが多いくらいだ。
だからこそ、の勇気なのだろう。
撃ってこい、と覚悟を決めて撃たせるボディがある。
もっと誤解をしてみろと睨み返す目の玉がある。
ぼくには、それはとてもよくわかる。
しかし、芯から、内臓からわかっているかと言えば、
わかっていないような気がする。
格闘技の選手たちは、撃たれても耐えられるような
ボディをつくる修練をしているのだろうけれど、
天に向かって、「今日も無数の誤解を与え給え」と、
毎日祈り続けるようなことを、
岡本太郎はしていたのだろうか。
それとも、「誤解の満艦飾になれ」は、
誤解を睨み返す気合いのことばなのだろうか。
岡本太郎の身に飾った最初の誤解は、
どういうものだったのだろうか。
・商人道みたいなところで言う
「損して得とれ」なんていうのも、
あんがい、同じようなことなのかもしれないなぁ。
でも、そのあたりのことは、
たいていの商売人なら、よく理解できてるでしょうね。
剣の世界には「肉を切らせて骨を断つ」なんて
物騒なのもあるけれど、そういうことは無理だって!
勇気とか決意の範囲にすらないです。